希望しない妊娠を避けるピルと健康被害

希望しない妊娠を避けるために行うのが避妊ですが、避妊をする方法はさまざまあり、そのひとつがピルになります。ピルの仕組みとしては女性ホルモンを投与することで、排卵を抑制しまた受精卵の着床や精子の子宮内への侵入を阻害するといった作用があり、妊娠をしない状態にするというものです。成功確率としては98%と高くほかの避妊を行なえばほぼ100%の成功確率で希望しない妊娠を避けることができます。
ピルには低用量と緊急避妊薬である中用量の2種類があり低用量の場合には、28日間を1セットとして摂取することで妊娠しない身体にするというものです。低用量ピルはゆっくりと女性ホルモンを服用するため、身体への負担が少なく健康被害が少ないメリットがあります。また避妊だけでなく生理痛や出血などを軽減するといった効果があり、これらを目的として産婦人科で処方されるケースもあります。
また緊急避妊薬では希望しない性行為などによって妊娠によるリスクが高まったさいに服用するものです。性行為後24時間以内であれば高い避妊成功率がありますが24時間後以降には低下し72時間後の場合には7割程度にまで落ち込むとされます。緊急避妊薬はその性質上、一定濃度の女性ホルモンによって急激に身体を変化させるため、副作用としての健康被害が大きいので注意が必要です。
なお、低用量にしても緊急避妊薬にしてもピルは身体に変化を来すため、健康被害が必ずしもでないものではないという点に留意する必要があります。特に多いのが頭痛や吐き気などがあります。またピルは規則正しく飲むのが原則で、このルールを崩した場合には健康被害が出やすくなります。またピルを飲まないにしても将来において妊娠を望むのならば定期的に婦人科で検査を受けるのが無難です。