モーニングアフターピル「ノルレボ」の効果とは

モーニングアフターピル「ノルレボ」は、避妊に失敗した性交渉後に服用することで妊娠を防ぐ効果のある緊急避妊薬です。緊急避妊の方法には、中用量ピル「プラノバール」を用いたヤッペ法もありますが、服用した人の半分に吐き気や嘔吐などの副作用があります。ヤッペ法ではピルを2回に分けて服用しますが、2時間以内に嘔吐すると追加服用が必要になるなどのデメリットがありました。ノルレボは、この副作用が大幅に抑えられており、吐き気は非常に少なく、嘔吐してしまうことはほとんどありません。
ノルレボの効果の仕組みをご紹介しましょう。ノルレボには、黄体ホルモンが含まれていて排卵を抑制します。また、通常なら排卵後5~7日後に整えられる子宮内膜の環境が早期に作られるので、受精卵が到達する頃には子宮内膜の状態は変化して着床しにくくなっています。
このように、72時間以内服用することで、妊娠を回避する効果があるのが、モーニングアフターピル「ノルレボ」です。その効果は、早ければ早いほど効果的といわれていますので、72時間以内のなるべく早いうちに飲みましょう。不正出血や吐き気、頭痛などの副作用が現れることがありますが、1回だけの服用なので重くなることはありません。
モーニングアフターピルの妊娠阻止率は100%ではなく、服用後、生理が来て初めて避妊に成功したことが分かります。ピルによって生理が遅れたり、不正出血や妊娠初期の出血との区別がつかない場合がありますので、生理が1週間以上遅れたり、いつもと違う場合には、医師に相談することをおすすめします。もし妊娠していた場合でも、赤ちゃんに悪影響があったという報告はありませんので、心配は無用です。